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第5章 人間の再定義


人間の材料

前章までに、
1) あらゆる問題の原因が人の心の在り方にあること
2) 在り方の伴った生き方に変化する必要性があること
3) 特に自分自身をどう思うのか?というアイデンティティーに対する認識が重要なこと
4) 人間の再定義が求められる時代にきたこと
をお話してきました。

ここでは、人間に対するイメージを探ってゆくにあたり、 まずは現在の一般的な認識と科学的な事実から確認していきたいと思います。

今まで私たち人類は「人間」といったときに「この身体の範囲だけ。つまり、この皮膚から内側の範囲が人間だ」と ずっと思ってきました。その人間を構成する材料を見ていくと、人の身体は約60兆個の細胞の集まりからできています。 細胞も多数の分子の集合で出来ており、この分子(水H2Oや二酸化炭素CO2など)もさらに分けていくと原子になります。 原子は電子・陽子・中性子から構成されており、それぞれの粒子1粒の内側を観ることで、 様々なクォーク(素粒子)が万物の材料になっていることが物理学の発展と共に解ってきました。

そして素粒子は、長さ10のマイナス33乗という物凄く短い“ひもの振動”から出来ていることが解ってきています。 「ひも理論」として世界中の物理学者が探求しており、一般向けの書籍も幾つか出版されていますが、 『輪ゴムのような閉じたひもが超早いスピードでブルブルと振動することで、ひもが粒のように見える』と イメージして貰えば分かり易いかと思います。(上図)

この“振動するひも”が素粒子のように見え、素粒子が集まって原子になり、原子が集まって分子、分子が集まって 細胞、細胞が60兆個集まって人間の身体になっています。素粒子は身体の材料でもあり、この宇宙に存在する あらゆる存在の材料でもありますが、この“ひもの振動”を素粒子として認識するのではなく“振動の集まり” として認識すると何が見えてくるのでしょうか?

この観点から話をされている方はNohJesu氏だけかと思いますが、 振動が集まれば波動となり、波動が集まればアラヤ識となり、マナ識、無意識、意識として人間の心を形作っています。 よく集合無意識やアカシックレコードなどと表現されるものも波動の集合体であることに変わりはありませんし、 実際、この宇宙はあらゆる周波数の波動で満たされていることも解明されてきています。

光に粒子と波動の二面性があるように、人間も身体の材料と心の材料で見た場合に “振動するひも”を「ひも」と「振動」の両面で認識することが可能ですが、 これらは結局のところ同じものを示していると言うことができます。

では“振動するひも”の材料は何なのでしょうか?

ひもの材料は固体なのか液体なのか気体なのか?その“なにか”を仮に「Something Great」あるいは 本来の心という意味で「Original Mind」と呼ぶことにしましょう。

Original Mind

材料の観点から観たときに、身体(物質)の材料である素粒子は“振動するひも”であることが解ってきています。 そして“ひもの振動”が集まって上がったり下がったりする波のような心(非物質)を形成しているということを 述べさせていただきました。

つまり、存在の材料(素粒子)=本来の心(振動)なのです。

「材料と心が同じだなんて」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、 実際「光」は粒子にも見えるし波としても見えるのが事実です。人間も 身体(物質)という単位で区切れば分離しているように見えますが、 心(非物質)は臓器のように取り出して人に見せられるようなものではありません。

感情や思考だって、目には見えないけど感じることができるものですし、 携帯の電波や赤外線だって、目には見えないけど普通に使っています。 夏になれば紫外線を気にしますし、冬は赤外線ヒーターや炬燵を当り前のように 使っていますが、目に見えるものは「有(存在する)」目に見えないものは「無(存在しない)」 という考え方自体が、既に論理的でないことは皆さんが一番よくご存じのことだと思います。

そのSomething GreatまたはOriginal Mindがどういうものか?については、 アドバンスセミナーにて 材料・構造・動き・模様などについてご説明させていただいておりますので ここで詳しくは申し上げませんが、その本来の心を理解することで 意識がどのように進化していくのかについて、ここで少しご説明させて いただきたいと思います。

人の意識は、普通は「この身体(皮膚から内側)が自分だ」と思うものですし、 そのアイデンティティーから身の保全や自分のことを第一に考えるようになる クセを持っているのですが(DNAの種の保存)、これを仮に「エゴ意識」と呼ぶとすると、 次の段階として「無我」という仏教でいうところの「空」の心の境地があります。

これは「存在するものは何一つ無い。ずーっとオープンな空間だけがある」と思える 心境で、禅でいうところの第5解脱の禅定にあたります。こういう悟りの話をすると 「宗教なの?」と思われるでしょうし、私も最初はそう疑いましたが、 現代では「学問」として悟りを科学することが可能になっており、 悟りの一般大衆化、ビジネス化が可能な時代になってきたのです。 その証拠として、HITOTSU学の公開講座では「ひも理論」や「般若心経」「老子の道徳経」 などを同じ一つの観点から解説し、釈迦の唱えた空も、キリストの謳った愛も、 老子の記した道(タオ)も、アインシュタインの追及した力の世界も 同じSomething GreatやOriginal Mindを異なる角度から表現したものに すぎないことを一般公開の場で(専門家から質問されても答えられる自信を持って) 講義されています。

そして「無我」の次に、「全我」と呼ばれる「すべてがひとつ」を確信できる 心の境地があります。禅でいう第6解脱の禅定であり、キリストが愛と表現した 世界そのものです。宇宙の外まですべてが自分と繋がっており、 本当に全部が自分自身であることが明確に腑に落ちて、 隣人(他人)を自分自身のように愛することができる心の状態です。

「全我」の次には「真我」と呼ばれる心の境地があり、無我も全我もなく ただ1つの●●だけが実在すると確信できる心の状態があります。 ※●●の内容に関してもNohJesu氏のセミナーで明かされる内容なので、 ここでは詳細を控えさせていただきます。

このエゴ意識から無我、全我、真我を経由して、“次元上昇した ひとつのイメージ”を明確に理解でき、そのイメージからも 自由になった状態が悟りを一周したegoSG(次元上昇したエゴ意識)です。 この心では、あなたが思うあなたもない、私が思う私もない、人間も存在しない、地球もない、太陽もない、宇宙もないという事実と 実在するのは1つしかない!という確信に加え、自分=自分以外の存在すべてで ある状態とこの身体が自分である状態の両方を行ったり来たりして、 神秘を楽しむ生き方が可能になります。

この次元上昇したエゴ意識(egoSG)で生きる生き方こそが2つ目の提案であり、 新しい時代を切り開く際に、すべての個人が迎えるべき意識の進化の段階を示しています。

これまでの約2,000年程の時代は、悟りといえば究極のゴールのようなイメージだったかも知れませんが、 これからの時代では、悟った状態が当たり前となり、ゴールではなくスタート地点が 常に幸せで心がサステナブルに満たされている状態となります。その悟りの学問化、一般大衆化、 悟りの商品化、ビジネス化、産業化を実現することが、この世界において日本文明にしか 成し得ないミッションであり、そのロードマップの詳細については『国家革命』 にて具体的に提示されていますので、ご興味のある方はお問い合わせよりご連絡いただければと存じます。

次章では「Something Great、Original Mind」を理解することで可能となる 新しい職業のイメージについて観ていきたいと思います。


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