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第7章 日本から興す革命


世界から見た日本

2008年に入ってから、日本に対する諸外国の評価は軒並み下がっていきました。 2008年1月17日付けのウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙では「外国人投資家は日本市場をあきらめている」と言われ、 2月には英エコノミスト誌の「JAPAiN」という日本の特集を組んだ号で「あの国の政治家は何も決められないのだ」と 表現され、実際その後の2008年春には日銀総裁のポスト決定やガソリン税の暫定税率延長問題を巡って決定を下せない 政治の実情が露わになっています。

米ニューズウィーク誌には「Googleの創業者のような型破りな人材は潰される」と評され、 アジアマネー誌は改革の方向性で合意できない日本社会について「21世紀のアイデンティティー・クライシスだ」と分析しています (アイデンティティー・クライシス:自己喪失。若者に多くみられる自己同一性の喪失。「自分は何なのか」「自分にはこの社会で 生きていく能力があるのか」という疑問にぶつかり、心理的な危機状況に陥ること)。 海外メディアがこのような解析をする中、国内でも様々な問題が続いています。 2007年を代表する漢字「偽」に象徴される衣食住における様々な偽装問題は現在も続いており、 天然資源や穀物の値上がりによる食料品や日用雑貨などの物価の上昇も日々報じられ、 会社では社員が壊れ「心の病」で休職する人の割合も増加し、支払われるかも分からない年金や 歳をとれば負担が増す医療費、症状によっては病院からも追い出されるような介護の実態など働いても消えない将来の不安が残り、 全国で相次ぐ通り魔殺人事件や犯行予告では10代から70代の女性までが逮捕され、電車で隣になった人がいつ襲ってくるかも 分からない世の中になってしまいました。

希望の持てない社会で年間自殺者が10年連続で3万人を超えているという現状を我々はどう受け止めればよいのでしょうか。 働く意味や生きることの意味を見失い、或いは生きようと願っても一度落ちたら元に戻りにくい社会の構造に苦しみ、 高校生でさえ「出る釘は打たれるから」とチャレンジする意欲さえも失ってしまう日本。 何もしないでこのまま生きていて、果たして私たちは本当に納得できる人生を過ごせるのでしょうか。

改革では生ぬるい

元大蔵官僚で「ミスター円」として名高い榊原英資氏は「日本は没落する」を著した際、 週刊エコノミストのインタビューに答えて「没落を回避するには改革であなく革命が必要」と 仰っています。それをやらないと、犯罪が増え、安全がなくなり、格差が大きくなり、 一部の人が食べることにも困るという状態になる。それが政治的混乱にもつながる、日本企業は グローバルな競争に負け、日本の経済力は弱くなる。賃金も低くなり、雇用も難しくなって 社会に混乱が訪れる。没落とはそういうことだ――と。

“革命”を言葉にするのは簡単ですが、実際彼の著書でも具体的な課題を掘り下げることはできておらず 実効性のある提言もなされていない、とamazonのカスタマーレビューで酷評されています。 しかし、私はその答えを持つ人物に出会いました。彼の著した「国家革命」は、まさに これからの日本に必要なロードマップだと確信しています。そして、明確な課題が解り提言も あるならば革命を起こしたい!と真剣に考えるに到りました。

あらゆる問題の原因が「自分自身をどう思うのか?」というアイデンティティーの認識にあり、 その人間に対するイメージの変化「人間の再定義」が必要だとお伝えしましたが、この個人の 認識が変化することで、家庭や組織も変化していきます。ちりも積もれば山となるように、 家庭や組織の変化が集まって学校や地域、やがては国家を変えて行き、日本が変われば 世界にそのモデルを提示することもできるようになります。

国家を運営する政治家や官僚も一人一人の人間ですし、 企業の経営者も組織のリーダーも皆同じ人間です。まずは自分自身の変化からですが、 人が一人ずつでも変わっていけば、意識の進化した個人が周りに影響を与え、 波紋が広がるようにやがて大きなうねりとなって世界を変えていけることは 坂本龍馬や歴史上の偉人も証明しています。人の認識を変えることから『認識革命』と呼んでおり、 そのムーヴメントを『NR-Movement』と称しておりますが、私もNohJesu氏の語られる 認識革命のエバンジェリストとして、この内容を広く伝えていきたいと思います。

次章では、この意識の進化を促すことのできる発見の意味と価値について観ていきたいと思います。


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